「研究計画・方法」などを書き込むところに存在している,
\Tenpointを有効にすると,12pt で書かれていた文字の大きさが 10pt となります.
お勧めは致しませんが,\Tenpoint の代りに \Eightpoint も使用できます.
\NoXmargin コマンドをしようすると, 文章と枠とのマージンを無くしてくれます. デフォルトで 1行あたり 3文字ほど文字数を増やせるようです.
\long\def\研究目的{% \NoXmargin 研究目的は以下の通りである。 …
上記の \NoXmargin コマンドをしようすると, 文章と枠とのマージンが無くなるため,罫線と文字が接触して読みにくくなります.
そこで,左右のマージンを調整してみます. 罫線と文章との間はデフォルトで 5mm ありますので, 左右に 3mm ずつ広げてみましょう.
\long\def\研究目的{% \leftskip-3mm\rightskip-3mm 研究目的は以下の通りである。 …
この変更で,1行あたり 2文字くらい増えるようです.
改行幅だけを変更してみます.
\baselineskip=2.0mm
改行幅と文字の大きさを変更する.
\def\baselinestretch{0.7} \Tenpoint
kkhform.mac から書き込みたい内容を使用している箇所を捜し出します.
例えば,「特定領域研究」の「研究計画・方法」欄に文章を
たくさん書き込みたい場合を考えてみます.
この場合,\研究計画・方法 は kkhform.mac 内の 2375 行目あたりで
以下のように使用されています.
\if基盤Cor特定 {\XM=5mm\YM=5mm \XYBP{\Xa}{\Yb}{\XW}{\YH}{\bunshostyle\研究計画・方法} }これは,幅 \XW-\Xa,高さ \YH-\Yb の空欄に 左右に 5mm(\XM), 上下に 5mm(\YM)の余白を空けて文章を打ち出しています. そこで,この \XM,\YM の値を変えます.
結局やっている事は,上と同じですね.