科研費マクロの公式なファイルではありませんので, 御使用に際しては留意して下さい.
LaTeX2e に存在する docstrip.tex を使用して,src.tex から各種
目に必要な項目のみを取り出すために変更した src2.tex と
その作業を行う src.ins を作成してみました.
これは,LaTeX2e ではなくても日本語の通る TeX であれば使用できます.
まず,docstrip.tex ファイルが無ければ, CTAN:/macros/latex/unpacked/ から入手して下さい.
docstrip.tex が用意できたら,オリジナルの src.tex ファイルを
別名で保存した後,以下の二つのファイルをここから入手して下さい.
「科研費マクロ」v1.1 以上でお試し下さい.
src.ins の該当種目以外は消去して頂いて構いません.
コメントアウトしても良いでしょう.
もちろん,このままでも構いません.
その後,
ptex src.insとして下さい (ptex は適宜読み変えて下さい.ただし日本語が処理できる TeX です). 新しく作成されたファイルがお望みのファイルになります.
これだと複数の調書を作成する際には,必要な項目だけを src.tex に書いておいてから,src.ins を処理すれば 必要項目が書かれたそれぞれの種目別ファイルが作成される事になります.
src.tex も種目の選択を行えば,従来同様問題無く動作します.
コメント:
\generateFile{#1}{#2}{\from{src.tex}{#3}}上記のコマンドの #3 が src.tex に埋め込まれている種目の識別子です. このコマンドを実行する事で,#1 の名前のファイルが生成されます. これがその種目で必要な項目だけを書き出したファイルになります.