以下の本からの抜粋ですが,ここに記しておきます.
遠藤 啓 著,「科研費の解説 ---確かな理解のために---」 ぎょうせい,(1998),p.109.第一に,申請の仕方に,「こうすれば」という「王道」はないこ と,問われるのは研究の中身そのものであるということである. そして,研究実績を積むことが,何よりも審査員に対して説得力 を有する.
第二に,しかし,同じ内容で書くのであれば,コミュニケーショ ン能力が問われるのは当然である. 良いコミュニケーションを行うためには,詳しいばかりが能では ない.
第三に,使用する用語などにも留意していただく必要がある. 現在の学問領域の専門分化は著しく,隣接領域の間で,使用する 用語が異なる場合さえ存在するからである.
こちらの審査手引(抄)からの抜粋も御覧下さい.