%%% Package Version 2004 V2.2 2004.10.11 【科研費の調書をTeXでつくるためのマクロパッケージ 2004年版】 科研費マクロ・サポートグループ一同 【0】readme1st.txt を必ずお読み下さい。 【1】パッケージの構成 このパッケージに含まれている種目と開発予定については、  readme1st.txt に書かれています。 パッケージはmacro, option, olddoc, debug のサブディレクトリに 分かれています。 ■パッケージの内容 readme1st.txt 配布バージョン毎に注意点を記したファイル readme.txt  このファイル option/  プリンタテストシート、各種オプションファイル olddoc/  過去のdocuments。初めて利用される方は覗いてみて下さい。 debug/  開発者用ツールを装備。(今年度版用のものはありません) macro/  マクロ定義ファイル、調書ソースファイル macro/の内容 共通マクロ kkh.mac, kkhgrp.mac, kkhform.mac plainTeX pkkh.mac, kkhpic.mac LaTeX lkkh.sty, lkkh_2e.sty 共通ソース src.tex  全ての種目は src.tex によって生成されますので、この中身を書き換えて  下さい。なお、編集時にTeXコマンドの構造を壊して回復困難になる場合に  そなえて、src.tex を適当な名前の別ファイルにコピーしてから編集すること  をお薦めします。  なお、plain, latex のどのバージョンでもちゃんと動くことを目標に開発  していますが、何か問題があれば、readme1st.txt に説明されている専用掲示板で  お尋ね下さい。  それぞれのプロが揃っていますので、問題は即座に解決するでしょう。 【2】前年度からの調書の大きな変更点 ・本年度は非常に大きな変更点はありませんが、常に微妙に変更が    加わっていますので、公募要領、記入要領を熟読してください。 【3】前年度からの src.tex の変更点   ・研究代表者情報、所属機関情報がそれぞれひとかたまりになって    src.tex の最初の方に移りました。旧来の位置でも使えます。   ・\研究分担者承諾書出力 命令が追加されています。    そのため、\研究者番号等 の書き方が変わっています。   ・\前年度申請 命令が \前年度応募 に変わりました。   ・\研究計画最終年度前年度の申請をする理由 が    \研究計画最終年度前年度の応募をする理由 に変わりました。 ・\研究1で組織する理由 が \研究分担者に分担金を配分する必要性    に変わりました。   ・\初年度研究支援者雇用費 が追加になっています。   ・\海外共同研究者区分線 が \研究協力者区分線 に変わりました。 【4】ユーザーオプション調節機能 ■src.tex の先頭部分に共通のオプションがあります。   必要に応じて設定して下さい。よく使うものは、印刷ずれの修正でしょう。 ■その他、src.texの内部には内容に関するオプションがあります。   排他的な選択が必須のものもありますので、「記入要領」をよく読んでから   使ってください。また、記述のスタイルに関するものも多くあります。 ■プリンタの印字位置チェック ・option/testp.tex あるいは ltestp.tex を印刷してみて下さい。プリンタの 絶対スケールとオフセット位置がチェックできます。 ■漢字コードの変換 ・kconv を使うと、パッケージ全体を希望の漢字コードに変換できます (別途 nkf が必要)。漢字コードは -e[uc]、-j[is]、-s[jis] で指定 しますが、何も指定せずに実行すると、sjis に変換します。kconv は 必ずパッケージのトップディレクトリ(このreadme.txt を含むディレクトリ) で実行しなければなりません。 LaTeX2e で somedefs.sty がない、と叱られる場合には、option/somedefs.sty をコピーしてinput できるようにすれば動きます。 【5】その他、マクロ開発者・サポーター大募集 本マクロは多くの方の寄与の集合成果です。詳しくは、olddoc/を見て下さい。 2004年版は科研費マクロ・サポートグループが2003年の最終版をベースに更新 しました。 マクロの開発・維持はこの開発者メーリングリストを中心に行われています。 このメーリングリストに加わっていただける開発者・サポーター を募集しています。マクロのサポートに少しでも協力していただける方は、 ぜひ下記までご連絡下さい(特典は……ひ・み・つ)。 aoki@hep.s.kanazawa-u.ac.jp 青木健一(金沢大理学部) なお、科研費マクロの使い方・補正・追加などの質問は、専用の掲示板、メーリング リスト(readme1st.txt 参照)にしていただくこととし、サポートグループに直接 質問することはおやめ下さい。 【6】履歴 2004.v1.0 公開 2004.10.5 2004.v2.0 公開 2004.10.8 2004.v2.1 公開 2004.10.10 2004.v2.2 公開 2004.10.11 (以上 科研費マクロ・サポートグループ一同)